国際コンソーシアム "ARPA" について
作中の軌道エレベーターを運営する法人 "ARPA" について説明します。
項目 | 概要 | 備考 |
法人の概要 | 国際コンソーシアム "ARPA" は、軌道エレベーターを建造・運営することを目的に、 日米露、インド、ESA各国、その他各大陸の複数の国家や企業、研究機関などが出資して設立された国際コンソーシアム。 | |
設立経緯 | 設立は16年前。軌道エレベーター建造準備委員会での2年間の検討と準備を経て、関連条約に基づき設立された。 以下は主な経緯。 18年前 軌道エレベーター準備委員会発足 17年前 軌道エレベーター関連条約締結、発効 16年前 ARPA社発足、設計・各準備開始 13年前 アルパ建造開始(部分的運用は随時開始) 3年前 アルパ基礎構造完成、本格運用開始 現在 物語のスタート | |
所在地 | 本社はパリとガン島の2本社制。このほか各出資国に支社や営業所がある。日本支社は川崎市。 | |
組織の特徴 | 設立根拠を条約に拠っていて各国家出資の性格を持つため、手続上は半官半民の公社であり、 従業員は「職員」、法人総代表は「総裁」と、独自の呼称を用いている。 ただし条約での取り決めで経営の独立性は保障されており、また下記の理由からも 組織運営自体は通常の公社や民間企業などと変わらず、限りなく民間に近い。 | |
経営 | 衛星の軌道投入や回収、各種観測、廃棄物の宇宙投棄などの多岐にわたる営利活動を行っており、年次経営は独立採算制。 | |
運営体制と職制 | 総裁の下に役員会があり、意思決定機関を成す。総裁はフランスの元政府職員。 役員は出資国政府や企業、機関の代表や、個人出資者などが主に占める。 職員は普通に採用された民間人のほか、政府や研究機関の出向者などがいる。 |